#04.なんで生成AIが好きなの?」——便利だから、じゃないんです
#04

#04.なんで生成AIが好きなの?」——便利だから、じゃないんです

2026年7月18日10分
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出演
ゆと
ゆと音声開発者

なんでそんなに生成AIが好きなの?って、聞かれることがあります。

便利だから? うん、半分はそうです。最新のツールにミーハーに飛びつくタイプでもあるし、それは事実として。でも、なんでここまで惚れ込んでるのか、っていう本当のところは、ちょっと違うんですよね。生成AIは、”便利”とは次元が違う。今日はその話をしてみます。

“ちょっと便利にする”仕事に、興味が持てなかった

まず、ちょっと遠回りな前置きから。

ぼく、実は「最新のITで、何かをちょっと便利にする」みたいな仕事に、あんまり興味を持てなかったんです。

たとえば——例に出すのが難しいんですけど、悪意はぜんぜんなくて、あくまでぼく個人の感覚として——PayPayみたいなサービス。ああいう、劇的に便利にするものも、ユーザーとしてはめちゃくちゃ好きなんです。開発者なんじゃないかってくらい使い倒すし、NotionもZapierも、さんざん触ってきました。

でも、それを”自分の仕事にするか”というと、なんか違って。ぼくの想像力が足りないだけかもしれないけど、そこには、あんまり熱が入らなかったんですよね。

ぼくが携わりたいのは、人生の転機

じゃあ何に熱が入るのか。

最初に入ったのがベネッセっていう会社なんですけど、それも、ITをどう”使いこなす側”にいられるか、に興味があって。結局ぼくは、サービスを通して、その人の人生が変わるとか、飛躍するとか。化学反応がバキッと起きるようなところに、惹かれるんです。

人との出会いとか、旅とか、留学とか。あるいは、勉強がふとできるようになって、そこから学校生活がガラッと変わるとか。ああいう”転機”ですね。

正直に言うと、ぼく自身は勉強が最初からできちゃったほうで、その手の転機を、実体験としては持ってないんです。でも、まわりの友達を見てたり、世の中を見てたりすると、小さいころのそういう体験って、めちゃくちゃ大きいなと思って。

だから、進研ゼミのDMにあるみたいな「部活も恋も勉強も全部うまくいく!」で学校のスターを作りたい、みたいなのとは、ちょっと違うんです。そうじゃなくて、勉強を”ツール”にして、その人の性格がちょっと変わるとか、生きるのが少し楽になるとか。偏差値の高いところに行けたらいい、でもなくて。その人にとっての人生の転機になる。そこに携わりたい、っていうのが、ずっとぼくの軸にあるんですよね。

今やってるのも、旅を絡めたサービスで。新しい働き方とか、生き方——「自分らしい生き方」って言うと、ちょっと怪しくなるんですけど——そういうものを支援したい。そこに賭けられる仕事を、自分ではやっていきたいなと思ってます。

生成AIは、”便利”の次元を超えてた

で、ようやく最初の問いに戻ります。前置きが5分くらいになっちゃった。

なんで、生成AIにここまで惚れ込んでるか。

生成AIって、単なる便利なITツールを、超えすぎてるんですよ。人の人生とか、生き方そのものを変えちゃう力が、大きくある。そこに、すごい可能性を感じてるんですよね。

生成AIが進んでいくことで、不安になる人もたくさんいると思います。仕事を奪われるとか、新しさに追いつけないとか。それは、すごくわかる。でもぼくは、どっちかというと逆側を見てて。生成AIがあることで、新しいことを始めるハードルも、何かを学ぶハードルも、めっちゃ下がってる。別の職種に移ることだって、しやすくなってる。選択肢が増える、可能性が広がる。ぼくはそこばっかり見てて、それがめっちゃ好きなんです。

いつか、化学反応を起こせるサービスを

PayPayの話に、戻るんですけど。もちろん、支払いが便利になることで、お店の人の生活がガラッと変わったり、人生が変わったりする人も、いると思うんです。

ただ、ぼくの視野の狭さもあると思うけど、”ITツールで誰かの人生が大きく変わる”っていうのが、正直あんまり想像できなかった。でも生成AIだと、それがかなり、はっきり見える。だから、好き。

今はまだ、生成AIを前面に出したサービスをやってるわけじゃなくて。機能のひとつとして使ったり、自分の開発で使い倒したりしながら、探ってる段階なんですけど。

いつか、生成AIそのものを軸にしたサービスで——人の人生を「変えてしまう」っていうと、さすがにおこがましいんですけど——その人の中で化学反応が起きる、そのきっかけになれる部分を、作れたらなあと思ってます。

それが、ぼくが生成AIを好きな理由の、本当のところ、なのかもしれません。

そんな4回目でした。「なんで生成AIが好きなの?」のはずが、気づいたら仕事観の話を延々と。前置きのほうが長かったですね。

この番組は、散歩のとなりとか、ドライブの助手席くらいの距離で、ゆるく一問一答を聞いてもらえたらと思っています。もし「また聞いてやってもいいぜ」と思ってもらえたら、フォローや、Apple Podcast・Spotifyの星5レビューをしてもらえると、励みになります。

こんなお題で話してほしい、っていうのも待ってます。ではでは、また。

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